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レポート

コットン産地レポート2008第4回

2008年6月 タンザニアレポート:第4回(6月30日(月)-7月1日(火))

bioReトレーニングセンターの中。右よりNIRANJANさん、PETERさん、
プリシージャさん
綿花栽培の年間スケジュールが書かれています


6月30日(月)

トレーニングセンターの中には、6部屋のバストイレ付き個室の他に、職員、学生などが泊まれる寮もあります。
2段ベッドになっていますが、ここには20人くらいが泊まれます。上左の写真は、そこの玄関で撮ったものです。

REMEIが今まで行なってきた地域住民に対する社会活動は、ざっとですが、下記の通りです。勿論有機農業の教育、オーガニックコットンの買取が最も大きな貢献ですが。


1. 2002年には、数個の井戸を掘り、500家族に貢献。
2. 2004年―2005年には、小学校に机、文房具などの購入費用として5万ドルを寄附。
3. 2006年は食用農産物を含め、農業生産が非常に悪かったので数ヶ月間に亘り、この地域の小学校に昼食支援を行ないました。
4. 昨年から今年にかけては2本の新規の井戸と1本の井戸の補修工事を行ない、3月に完成しました。しかしながら、まだ11の村に井戸が必要との事です。

今朝は、JUSTINAさん同行で13km(車で20分くらい)の所にあるンゴボコ村へ。
下記の井戸を見に行きました。今年2月に完成、3月から稼動した、2基、そして、もうひとつの修理したものも見ました。
いずれも現地の利用者たちがたくさんおられました。

井戸の写真1。47軒が共同使用井戸の写真2。メンテナンスも彼らが行ないます
井戸の写真3。井戸の写真4。
修理の終わった井戸。維持費については村で既に供託済みなので、早く新しい物を作りたいと、言われました。

井戸は浅く、6-7mくらい。1基を40-50世帯ほどで利用されているようです。
1世帯約10人くらいが一般的との事。
一箇所のところで皆さんが是非もう1基をこの地域に作って欲しいと言われました。
近くの中学校の生徒なども使っているらしく、順番待ちなど大変という事です。

井戸についてはbioReと利用者との間で契約書を作成し、現地調査、水質検査、セメント、ポンプなどは、bioRe, 井戸掘りその他の作業、完成後のメンテナンスなどは利用者側がすることとしています。非常にいい仕組みだという印象を受けました。

要望は利用者側から出され、bioRe側で費用その他を検討し、予算を付け、実行して行くようです。現在11の村での予算は下りていますが、準備もあり、簡単には、出来ません。 パノコとしては、今年から来年にかけ、協力の一環として、
まだ井戸のないムワンヤヒナ村に新規の井戸を2つ提供する予定です。
これにより351家族に喜んでもらえるものと思います。

今後はNOC全体でも毎年少しずつ協力していけたらいいと思いますね。

トレーニングセンターに帰ると、ちょうどインドから足ふみの新品のミシンが18台着いたところでした。

やはり社会活動の一環として、ミシンの使い方を地域の女性に毎週土曜日にセンターで教え、簡単な袋などは自分たちで作れるようにしておられるようです。

古着などを日本から送るようにしようかと提案しましたが、中古がタンザニアに入るとここの産業が育たないので止めて欲しいといわれました。
なるほどですね。



着いたばかりのミシン。

夕方前には、農家を1軒訪問しました。まだ本格的な収穫は始まっていません。

平均的にこのあたりの農家は100エーカーほどの土地があり、このうち20-30エーカーほどでコットンを栽培しておられるよう。

農民二人は兄弟で、REMEIとは10年くらいやってくれています。兄弟妹、奥さんと赤ん坊、兄の息子。
ニームを植樹。

7月1日(火)

 いつも通り、スパニッシュオムレツにトースト、マサラティーで朝食後、記念植樹。

PATRICKさんのニームはこんなに大きくなっています。ガードマンのマサイともお別れ。


NIRANJANさんたちにお礼の言葉を述べMWANZAに向け出発。

途中何箇所も川に穴を掘って水を汲んでいるところに出くわす。やはり大変だなと感じました。

途中やはり水のなくなっている川を近道なので通りましたが、タイヤが砂に埋まってしまい、またギアの調子もちょっとおかしくなり、大丈夫かと不安になりましたが、何とか20分ほどで直り、再出発できました。



ここは集落に比較的近いところの川。皆が総出で穴掘りと水汲み。

まだREMEIの原綿の買取が本格的に始まっていないので工場は稼動していませんでした。

ローラージンは数年前にREMEIのファイナンスでインドから輸入した物だという事です。稼動は6月から11月くらいまでで、REMEIの仕事だけをやっています。8時間で50ベール、1日150ベールの能力です。(約30トンぐらい)

今年度の収穫予想:

2008年今年の収穫量は2400トン。今年は、1000トンはタンザニアで紡績する予定です。

この地域の15の村の約2400の農家が29,129エーカーの有機の畑でオーガニックコットンを栽培しました。一軒の農家には3~4人の親族が付随していますので、実際はもっと多くの農民が働いています。

2008年3月 インドで手紡ぎをする女性たちの話(Remeiレポートより)

手紡ぎの工程の中で‘ Ambar Charkha’という機械を使って
数種類の糸をより合わせていく。
(写真提供:REMEI社)

bioReプロジェクトが助成するプロジェクトとして、インドの女性たちの経済的自立を目的と
した手紡ぎの組織があり、田舎の地域で進めらています。

手紡ぎの工程には改良された‘ Ambar Charkha’という写真の機械が使われます。
‘ Ambar Charkha’で女性たちがつくった手紡糸を使い、別グループがKhadi(カディ)を手織りします。
これらのカディは、品質が日々向上してきており、関心がある顧客に販売される予定です。


*KHADI(カディ)とは、インドの手つむぎの糸を手織りした布の総称のことをいいます。
日本でも取り扱いがされているようですが、機械で紡がれた糸と異なり、
手で紡がれた糸は「糸より」が柔らかいので、吸湿性、速乾性に優れ、冬は暖かく、
夏はその「糸むら」により、空気をはらみ涼しい、といった特徴をもち、愛用者が増えてきているようです。

2007年10月 bioreタンザニアで働く農民 フィラ・サラムさんの話(Remeiレポートより)

フィラ・サラムさんが家族といっしょに新居の前に立っているところ
(写真提供:REMEI社)

Remeiからのレポートによると、bioReタンザニアで働いている
タンザニアの農民フィラ・サラムさんは、彼の農場での2年間の様子を話してくれました。

『私はMwamanonguの村から移住してきた32歳の農夫です。
2年前、bioReプロジェクトに加わりました。この2年間でbioreプロジェクトで手に入れたものを考えると本当に夢のようです。

家族のために新居をつくり、金属加工機械を買い、
8匹の雄牛を買うことができたのです。
今年は、有機農地に30本のカエデを植えましたが、
今後はカエデを50本に増やそうと思っています。』


新しい金属加工機械(写真提供:REMEI社)8匹の雄牛たち(写真提供:REMEI社)

2007年7月 インドの学校の子供たちに新しい教材が届きました。

寄付金は直接、子供たちの教材に生かされています(写真提供:REMEI社)

インドのNawalpuraのbioReプロジェクトの学校で子供たちは新しいベンチ、新刊、バッグとユニフォームなどの新しい教材が届き、とても喜んでいます。
これらの教材は日本のパノコトレーディングや㈱ゴールドウィン、NOCの1109$の寄付によるものです。
教材をもらった子供たちは、ニュースレターを通して感謝の気持ちを伝えてくれました。


同じような教材はSadarbanとJiratの学校にも配られました。学校の子供たちの数が確実に増えつつある今、Sadarbanではさらにもうひとつ学校をつくる必要がでてきています。 

届いた教材を受け取る子供たち(写真提供:REMEI社)
2007年6月25日(金) アフリカのタンザニアでは原綿の収穫が行われました。
綿を収穫するタンザニアの人たち(写真提供:REMEI社)


まず、オーガニックコットンのとれるタンザニアとはどんな場所でしょうか?

タンザニアはアフリカ大陸にあり、北側の国境は、ケニアとウガンダ。
南側は、ザンビア・マラウイ・モザンビークに西側は、ルワンダ・ブルンジ・ザイールに面しています。
面積は88万3749k㎡で、日本の面積の約2.3倍ですが、タンザニアの人口は約3151万人で、日本の人口の約4分の1です。
気候はタンザニアでは日本と季節が逆で一番あつい月が2、3月ですが4、5月は雨期です。


雨期の雨の量が多いところでは350mm/月ですが、
8月は乾季にあたり、50mmもふりません。
8月の今はもっとも暑い場所でも25℃程度、寒い場所でも17℃です。
一番暑い2,3月でも30℃ほどで予想よりかなり寒暖の差がすくない場所のように思えます。

そのタンザニアで、2007年6月25日、オーガニックコットンの原綿の収穫が,11の村で始まりました。
ここでは1531人の人たちが原綿の収穫をしています。
生産者の方も増えて、今年は気候のおかげもあり、収穫量も多くなっています。
通常の綿の価格の45Tsh/kgにくらべて、オーガニック・コットンの価格は60Tsh/kgとかなり高い金額となっています。

綿を収穫するタンザニアの人たち(写真提供:REMEI社)
2007年6月22日(水) インドのトレーニングセンター周辺に大きなハリケーンが通過し酷い被害を受けました。
全壊したトレーニングセンター(写真提供:REMEI社)

2007年6月22日、biore トレーニングセンターの周りにひどい暴風雨がありました。
幸い、だれも負傷者はありませんが、多くの被害がありました。
ある建物は全壊をし、そして、他の建物についてもなんらかの被害の爪あとが残っています。
流域周囲の巨大なマンゴの木は、暴風雨で真っ二つに折れて路上に、落ちていました。
特にKasrawad村は被害が大きく、電気がまったく通じません。
またbiore トレーニングセンターのスタッフのいくつかのコンピュータにも被害がありました。 通常に生活に戻るにはかなりの時間を必要となりそうです。


パノコとしては、Remei社を通じて、オーガニックコットンを買うことで「bioReプロジェクト」を末永く支援していきます.
現地の方が一日も早く通常の生活に戻れるように心から祈っています。


真っ二つに折れてしまった大きなマンゴの木(写真提供:REMEI社)
2007年4月17日(水) インドやタンザニアでオーガニックコットンプロジェクトを展開する REMEI社のPeter氏が来社
REMEI社のインドでの綿の収穫(写真提供:REMEI社)


スイスにあるREMEI社のピーター・ツッチャネン氏がパノコに来社し、自社の取り組みについてプレゼンテーションをしました。REMEI社はインドやタンザニアでオーガニックコットンを生産する農家を支援し、フェアトレードにより、パノコやスイス生協にオーガニックコットン製品を供給している会社です。

REMEI社は、化学肥料、農薬などを使わない本当にオーガニックな製品を作りだすだけでな

く、廃水を浄化したり、有害な化学物質を使った染色や加工はしないなどのエコロジカルな加工を徹底させています。
栽培方法も、実際にどんな形で行われているのか、興味深いお話をしてくれました。
農薬を使わない替わりに、ひまわりなど虫の集まる植物を周りに植えたり、ニーム(センダン)と呼ばれる植物のエキスをかけて虫が集まるのを防いだりするとのこと。
また、同じ作物をずっと植えるのはなく、コットンを1年作ったら、その次は大豆やとうもろこしなどの野菜を作るというように、輪作によって土壌がやせないようにしているとのこと。

また、REMEI社が行っている「bioReプロジェクト」では、オーガニックコットンを栽培する農家にもさまざまな支援活動を行っています

そのひとつが有機農業のためのさまざまな技術を教育するプログラム。緑に囲まれ、設備の整った農業訓練所で、先進的な有機農業のノウハウを伝えています。

また、利益の5%を基金(bioRe基金)に積み立て、農家及びその家族のための健康維持のために、移動病院(Mobile Hospital)での治療や検査を行ったり、バイオガス設備や潅漑設備などの農業インフラに対しても金利ゼロで融資をしています。さらに、

bioReインド・プロジェクトの農業訓練所(写真提供:REMEI社)
子供達への教育や公衆衛生施設の設置など、幅広く農業従事者やその家族、コミュニティへの支援を継続して行っています。
インド「bioReプロジェクト」のエリア

そして、もうひとつフェアトレードを基本に、収穫された綿花の購入は、綿花相場の最低20%上乗せを保証しています。一般のフェアトレードは買い付け保証なしに行われていることを考えると、REMEI社のフェアトレードがどれだけ農業従事者にとって安心なものかがわかります。

このREMEI社が行っている「bioReプロジェク」トは2002年ヨハネスブルグで開かれた世界環境サミットで、その功績をたたえられ、国連から「持続可能な開発パートナーシップ賞」を授与されました。
パノコの製品の約8割はこのREMEI社のものを扱っています。
つまり、パノコのオーガニックコットン製品を使うことは、間接的にインドやタンザニアのオーガニック綿農家の暮らしを支援し、彼らの環境のためにも貢献することになるわけです。

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